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疑問解決 よくあるカナダワインへの質問

 Q1 アイスワインの適量はどのくらいでしょうか?
 A1 アイスワインは通常、冷やして飲んでいただきます。あまり冷やしすぎますと香りが沈みますので、適度に冷やして頂きます → (例)冷蔵庫で1時間〜2時間ほど
グラスに注いだ後、はやる気持を抑えて頂き、グラスを手で外側から包み込むようにして、手の平で暖めてください。ワインの温度が適度なところまで達すると、アイスワイン特有の濃縮され、まろやかで深みのある香りが楽しめます。小さめのグラスに、15ml〜20ml が適量です。普通のワインのような分量でお飲みになられることはお勧めできませんので、ご注意ください。

 Q2 保存について教えてください
 A2 ●開封してしまった場合
コルクを軽く締め直し、「冷蔵庫」に入れてください。1週間以内でしたら、品質に変化はありません。再び、飲んでいただくことができます。1週間以上経過しますと、香りが無くなる場合、酸味が強くなる場合、等の症状が出てきます。開封後はお早めにお召し上がりください。

●開封せずにコレクションにする場合
温度、湿度、光 この3つをいかにして乗り越えるか?がポイントです。高温多湿の日本の風土は、ワイン管理が難しく、本来でしたらワインセラーなど専門の設備があればいいのですが、一般のご家庭の場合は、まず、できるだけ涼しい場所、温度差の少ないところ、暗い場所、をお選び下さい。
<イメージは> 一昔前の土蔵の中、暗くて薄気味悪いひんやりしたあの感覚。
リビングルームなどに、飾っておこう! これが要注意です。室内照明光にさらされ、暖房であたためられる室温、昼夜の室温の差、一番最悪な保存方法が、この『飾っておこう!』というものです。ワインビネガー(酢)状態に変化しますので十分にご注意下さい。

●しばらくしたら飲む予定という場合
冷蔵庫の中がよろしいです。ワインの専門家の方々や、几帳面な方は湿度管理ができない冷蔵庫は良くない、と言いますが、
1週間後に飲む、そのうち飲むだろう、という時間差の場合でしたら、冷蔵庫の中がよろしいでしょう。少なくとも、暖房で暖められる室内よりは最適な保存環境です。注意点は、冷蔵庫の中で、冷気が弱い場所をお選び下さい。

 Q3 VQAって何ですか?
 A3 VQA ( Vintners Quality Alliance ) というのは、カナダ産ワインの品質を証明するための認定です。商品保証と勘違いされる方が多いのですが、商品に対する保証ではありません。カナダワイン組合の取り決めに従って、カナダ国内で育成されたブドウを100%使うことが条件であるなど、ワイン製造工程において不備があるとVQAの称号がつきません。ちなみに、カナダではオカナガン地方を中心とするBC州のVQAと、ナイアガラオンザレイクを中心とするオンタリオ州VQAに分かれています。

 Q4 カナダ産のワインが近くの酒屋さんで売っていません
 A4 仕方ありません。カナダのワインは国内の消費をカバーするだけの生産数に達していません。簡単に言いますとモノ余りになっておらず、ワイナリーにとってもみれば、普通にカナダ国内で商売していれば充分に商売が成り立ちますから、わざわざ外国へ輸出することは基本的にはありません。しかし、一部の積極的なワイナリーはアイスワインを中心に外国へ輸出しますが、アイスワインはハワイやグアムの免税店に流れますから、日本の一般市場に出回ることは皆無と言っていいでしょう。また、カナダ産ワイン、特にアイスワインの取扱については、現地ワイナリーと強力なコネクションを持っていないと思うように仕入れが出来ないという事情があります。アイスワインは数が少ないですから、いつでも好きなタイミングで仕入れができるということにはなりません。ですから、普通の酒屋さんがカナダ産ワイン、アイスワインを取り扱おうと思っても仕入れルートが無いということになってしまうのです。

 Q5 アイスワインは赤ワインですか?それとも白ワインですか?
 A5 アイスワインは本来、白の品種から作られますからアイスワインとはイコール、白のワインを意味します。ところが、4〜5年前から赤のアイスワインにチャレンジするワイナリーが現れ始めました。しかし赤のワイン、つまり液体に赤い色を付けるためにブドウ皮を一緒に漬け込む際に、渋味も加わりますから、赤ワイン(渋い)としてのアイスワイン(甘い)を作るというのは本来、矛盾しているのです。ですから、普通のワイナリーは赤のアイスワインは作りません。というようりも、失敗するリスクが怖いため作らないのです。従って、数あるアイスワインの90%以上は白のアイスワインになります。赤のアイスワインというのは非常に貴重なのです。

 Q6 アイスワインに合う料理を教えてください
 A6 これは難しいですね。アイスワインは濃縮された深い甘さのワインですから、ワインそのものの主張が強いため、料理に合わせることが難しいのです。欧米人はアイスワインにチョコレート系のデザートが合うと言います。現に当地のワインフェスティバルの際に行われるワイン&ディナーでも、アイスワインにチョコレートデザートがカップリングされます。しかし、これがベストマッチなの?と言われると大いに疑問です。長い歴史の中で、食後に甘いデザートを好んできた欧米人と、食後にお茶と漬け物の日本人では、甘さに対する許容度が大きく異なると思います。よほど甘い物が好きな方はいいでしょうけれど、そうでない一般の方は、アイスワインはアイスワイン単体で召し上がった方が、後味がさっぱりして良いと思います。ですから、無理に料理と合わせる必要はありません。

 Q7 アイスワインは食後に飲むものでしょうか?
 A7 デザートワインというからには、元々は食後のワインです。しかし、Q6でもお伝えしましたように、日本人の場合は果たして食後がベストなのか?というと、これまた疑問が残ります。私は数々の飲み方を今までに試みましたが、食後の満腹状態になった時、甘いケーキやデザートよりも、お茶やコーヒーを好むという方にとってみると、アイスワインはむしろ食前酒(アペリティフ)として飲まれた方が良いと思います。もちろん、食後でも構いません。これは個人差がありますから、アイスワインを一番美味しく飲めるタイミングを食前か食後か、どちらかに決めて頂くとよろしいですね。

 Q8 そもそもアイスワインって何ですか?
 A8 こちら を参照してください。

 Q9 美味しいアイスワインの見分け方ってありますか?
 A9 それはもちろん、飲んでみることが一番良いでしょう。 と言っても現実問題として全てのアイスワインを試飲することは不可能ですから、ここでは私が行っている方法をお教えします。アイスワインの特性を良く理解することが重要です。カナダのアイスワインは、アルコール度が平均10%前後、果糖度が平均40〜42%前後です。アルコール度が低くなるほど果糖度が高くなり、反対にアルコール度が高くなると果糖度が低くなる、という特徴があります。ですから、できるだけアルコール度の低い品を選ぶことがポイントです。9%だったら良いでしょう。極まれに8%台、7%台というアイスワインもありますが、こういうアイスワインに出会ったら、則買いですね。




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