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アイスワインの試飲レポート


VOL-0020
Hawthorne Mountain Vinyards ICE WINE Pinot Blanc 1998
濃縮された魅力タップリ
久々にヒットした素晴らしい逸品。オカナガン地区の南に位置するオカナガンフォールズという町にあるのが、このHMVワイナリー。以前から注目していた所だが、期待感を裏切らない素晴らしい出来映え。ピノブラン100%から作られているので酸味がさほどなく、濃縮された独特の甘さが堪能できた。オカナガン地区のアイスワインとして自信を持ってお勧めできる逸品である。オカナガン地区ではピノブランで作られたアイスワインは非常に素晴らしい出来映えになり、今回もその期待を裏切らなかった。
年間生産数 不明
試飲日:2001年1月27日 自己採点90



VOL-0019
Gray Monk Estate Winery ICE WINE Ehrenfelser 1998
生産数たった290本
このワイナリーのアイスワインは非常に数が少ないので、3年前からチャンスを狙っていたのだが、今回、ようやく入手することが出来た。高級白ワイン種のエレンフェルザーから作られている。このエレンフェルザーで作られたアイスワインは初めての試み。まず目を引いたのが色合いの薄さ。その割にはスマートで上品な香り。期待感を持たせながら試飲してみると、豊かな香りからは物足りない程度の奥ゆかしい甘さがあった。濃縮感が無く、力強さの無い、非常に優しい感じを与えてくれるようなアイスワイン。このようなタイプのアイスワインは初めて経験した。
年間生産数 290本
試飲日:2001年1月27日 自己採点65



VOL-0018
Sumac Ridge ICE WINE Pinot Blanc 1998
これはお勧めの逸品です
ピノブラン100%で作られたアイスワイン。カナダ産アイスワインは、ビダル、リースリング、ピノブランで作られるケースが多いが、勿論、ワイナリーによっても味わいが違い、その年によっても差が生まれる。このスマックリッジのアイスワインは僕が過去に試飲を繰り返した中でも、間違いなく3本の指に入るお勧めの逸品。芳醇な香りと深みのある濃縮感は、これぞアイスワインと呼ぶにふわしい。ボトルがクリアなため、購入後は速やかに楽しんだほうがいいかもしれない。このワイナリーのアイスワイン97年産は特に素晴らしく、過去最高の果糖度を抽出したとされている。ケロウナへお越しの際はこのワイナリーは見逃せない場所。ケロウナ市から南に車で40分ほどのサマーランドという町に所在。
年間生産数 約6000本
試飲日:2001年1月8日 自己採点90



VOL-0017
Pinot Reach Cellars ICE WINE Riesling 1997
信じられない濃縮感に感激
ケロウナ市東部の丘陵地帯にひっそりとあるのが、このピノリーチワイナリー。地元の人でもその存在を知らない人が多いほど、非常にマニアックでマイナーな所。年間生産数は毎年約400本程度しか作られないという希少価値の高い逸品。女性オーナーのスーザンさんは、かたくなにリースリングで作るアイスワインに傾倒しながら、徹底した完全手作業の製法を守っている。機械化が進むワイナリーにおいて、こうした純然たるアイスワイン作りは見逃せない。さて、このアイスワインだか、信じられない濃縮感と甘さに驚いた。昨年購入した97年産を自宅で試飲したわけだが、舌にいつまでも絡みつくような甘さが特徴で、飲み終えた後もその高貴な余韻が口一杯に広がり、後味を充分に楽しめる事が出来た。この味わいは感動に値する。とにかく貴重な逸品。
試飲日:2001年1月5日 自己採点90



VOL-0016
Inniskillin Wines ICE WINE Riesling 1998
軽い口当たりが特徴
イニスキリンワイナリーで直接手に入れたリースリングの98年産。アルコール度9.5%。リースリング種100%のアイスワインで年間生産数16800本。98年12月23日に収穫。喉を通った後に必要以上な苦みに似た酸味が鼻に抜けるのが気になった。アイスワインに求められる甘さとしてはモノ足りず、特にさらっとしすぎる感じがして濃縮感がない。すっきりした口当たりは無難な仕上がりを意味するが、まろやかで奥深く、そして香りと甘さがミックスした舌にまとわりつくような満足感は求められなかった。イニスキリン社製造のアイスワインは多種多様だが、98年産であれば当社の製品はVol.0013で試飲したビダル種の方がお勧めである。今回、イニスキリン社の3つのアイスワインを試飲したが、寒さの厳しいオンタリオ州では、ビダルの出来具合が良いように感じた。オカナガン産ワインはビダルで出来たアイスワインはさほど魅力的な品に出逢ったことが無く、同じカナダといっても距離が5000kmも離れたナイアガラ産ワインとオカナガン産ワインでは気候風土の違いから、味わいや特徴にかなりの違いが出る、と改めて実感した。
試飲日:2001年1月1日 自己採点60



VOL-0015
Inniskillin Wines RED ICE WINE Cabernet 1999
イニスキリンの赤アイスワイン
イニスキリンの赤アイスワイン。購入場所はイニスキリンワイナリー自社。カナダ国内をはじめ、世界の免税店で販売されるイニスキリンのアイスワインの中で、滅多にお目に掛かることが出来ない貴重な逸品。カベルネ100%から作られたこの赤アイスワインの記載事項を見ると、収穫は2000年1月3日から19日まで、連続的に17日間行われていたということなので生産量も莫大な数になっていると想像できる。おそらく今後はイニスキリンの主力商品として世界の免税店に出まわると思う。グラスから楽しめる赤の香りは程良いが、飲み終えた後、鼻に心地よく抜ける赤独特の香りに物足りなさを感じた。甘さは充分に品があり、素直な喉ごしを楽しめた。赤のアイスワインという珍しさが先行しがちだが、これなら購入する価値はある赤アイスワインだと思う。
試飲日:2000年12月27日 自己採点85



VOL-0014
Mission Hill Winery ICE WINE Vidal 1998
ケロウナ最大手ワイナリーの製品
ケロウナ市で最大のワイナリーが、このミッションヒル。かなり大量生産をしているアイスワインで、今回は98年産を試飲したが、まずまずの出来映えに感じた。と言うのは昨年97年産を飲んだが、きついアルコールと甘みの無いアイスワインだったため、それ以来、敬遠していた。今回のビダル98年産は香りも楽しめ、フィニッシュ後に鼻に抜けるブドウの香りが特に印象的だった。濃縮感はそれほど高く無いが、喉に通すと不思議なくらいピーチの味わいがあったことは驚きだった。新鮮なフルーツを想像することが出来た試飲に満足した。
試飲日:2000年12月24日 自己採点60



VOL-0013
Inniskillin Wines ICE WINE Vidal 1998
カナダ産アイスワインの大御所
今年の秋、イニスキリンのワイナリーから直接入手したビダルのアイスワイン98年産。海外の免税店などでも多数売られているカナダ産アイスワインは、このイニスキリン社の製品であることが多い。このアイスワインは驚くほどクリーミーで香り豊かな甘さがスムーズに喉を通ったが、今まで飲んだビダル種の中では最高の味わいで満足感充分だった。舌に絡みつく濃縮されたアイスワインの感は薄いものの、香りを楽しみながら、アイスワインの味わいを消すことなく、仕上げているのは、さすがにイニスキリンということろだろうか。実際にイニスキリン社が製造販売しているアイスワインは多種多様なので、これ以外の同社アイスワインを試す価値はありそうだと痛感した。
試飲日:2000年12月14日 自己採点85



VOL-0012
Pradise Ranch Wine ICE WINE Pinot Blanc 1998
何かと噂のある品
何かと黒い噂のあるパラダイスランチ社が作るアイスワインです。今回はピノブランを試飲しましたが、この他にも、リースリング、シャルドネ、を使ったアイスワインも作っています。120エーカー(約14万坪)という広大なワイン用ブドウ畑ではアイスワインだけを製造しており、アイスワイン用原液は他ワイナリーへ販売しているという完全商業ベースのアイスワイン製造元です。さて、このアイスワインの味ですが、他ワイナリーへ卸している味とは別物で、とても引き締まった味わいと香りも充分でウレシイ誤算でした。かなり乱雑に収穫されているという噂でしたが、やはり自社ブランドと他社へ卸すものとをキチンと区別しているようです。カナダの免税店などでも多く販売されています。免税店で買う場合、このアイスワインならオススメ出来ます。大量な数が出まわっていますから希少価値はありませんが、味は問題ないです。気がかりな点は、ボトルがクリアな透明色ということです。かなりデザインに凝ったボトルですが、直射日光や蛍光灯も遮断したいアイスワインにとって、このクリアなボトルは致命傷です。買ったらすぐに飲んでください。ずっと保管してお こうと思わないほうが良いかもしれません。年間生産数 不明 かなり大量
試飲日:2000年11月19日 自己採点85



VOL-0011
オーストリア産 EISWEIN Neusidlersee 1997
初めて飲むオーストリア産
写真がピンぼけになってしまいました。すいません。ええと、このアイスワインはオーストリア産ですが購入した先は日本の秋葉原のいわゆる輸入雑貨屋で売っていたものを購入しました。ICE WINE が EISWEIN となっているところがいかにもオーストリアらしいですが、裏ラベルは全て日本語で書かれたシールになっており、輸入者はサントリー(株)となっています。さて気になる味ですが、カナダ産アイスワインとは全く異なる味わいに驚きました。日頃、カナダ産アイスワインばかりを試飲しているせいでしょうか、個人的には馴染めない味です。甘さの中に独特なクセがあり、これに慣れないと味わう、というレベルまでを実感出来ないような気がします。甘さの度合いですが、出来の良いカナダ産レイトハーベストワインと同程度だと思います。やはり個人的にはカナダ産のアイスワインが自分に合っている、と確認できたという意味では貴重な試飲でした。
試飲日:2000年11月5日 自己採点55

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