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アイスワインの試飲レポート


VOL-0030
CedarCreek Estate Winery ICE WINE Riesling 2000
濃縮感ばつぐんの出来映え
2000年産は安定したアイスワインの出来映えですが、このワイナリーのアイスワインも期待を裏切らない仕上がりになっています。リースリング特有の酸味を感じることなく、濃縮感充分の甘さがいつまでも上品な余韻を残します。特徴あるリースリングアイスワインとして、安心してお勧めできるボトルです。アルコール度8.6%の通り、アルコール臭が全くありませんから、ストレートなアイスワインの魅力だけを感じることができます。
試飲日:2002年6月2日 自己採点85



VOL-0029
Crowsnest Vineyards Ltd ICE WINE Riesling 1998
まるでドライなアイスワイン
オカナガン地方南部のシミルカミーン地域に所在するクロスネストというワイナリーが造るリースリングのアイスワイン。実はこのワイナリーがアイスワインを造っていることは案外知られていませんでした。数が極端に少ないため、一般の市場に出ることはまずありません。これは久々の掘り出し物か!と思い、期待したのですが、味わいは濃縮感が無いばかりか、甘さもほとんどなく、アルコール臭が異様なほど強かった。これはダメです・・・
試飲日:2001年12月11日 自己採点45



VOL-0028
Hillside Estate Winery ICE WINE Riesling 1998
98年産はすばらし出来映え
Vol.0005で1997年産を試飲したレポートを既にお伝えしました。98年産は素晴らしい出来映えになっていたことに驚きました。その理由はこのワイナリーのワインメーカーと呼ばれる製造管理責任者が変わったことに影響を受けたそうです。同じワイナリーの同じ畑からとれたアイスワインであっても技術者の腕によって味わいに大きな違いが生じるという典型的な例です。リースリング種のアイスワインの場合、独特の酸味が時として甘さをかき消してしまう恐れがあるのですが、このアイスワインは酸味がとても控えめで濃厚な甘さがしっかりと楽しめるバランスの良い仕上がりになっています。
年間生産数は約5000本
試飲日:2001年3月10日 自己採点85



VOL-0027
Lang Vineyards ICE WINE Chardonnay 1998
お土産品の代表格
甘さを追求することにかけてはどん欲なワイナリーがこのラング。高級品種シャルドネを使っている割には香りが無い。ここのワイナリーが作るアイスワインは他に2種類あるが総じて同じ味わいであり、甘さはあるが香りがないという共通点が感じられる。また、この製品はバンクーバー空港の免税店でもお土産品として多数が販売されているので、カナダ旅行をされた方ならご存じだと思う。ワイナリー自体は小さいが商売のセンスは優れたものがあると言える。
年間生産数は不明でかなり大量だと思う。
試飲日:2001年2月10日 自己採点65



VOL-0026
Hawthorne Mountain Vinyards ICE WINE Oraniensteiner 1996
スマートで上品な味わい
オラニアンスタイナー種で作られたアイスワインは初めての経験。しかもこの時期に96年産が入手できたのは幸運だった。酸味に特徴があるとされるオラニアンスタイナーらしく、最後まで余韻を楽しめる酸味が程良いバランスを残す。甘さよりも上品な口当たりと程良い香り、酸味を楽しむ意味では上手に仕上がったアイスワインと言える。
年間生産数 不明
試飲日:2001年2月9日 自己採点75



VOL-0025
Slamka Cellars Winery ICE WINE Auxerrois 1998
これは素晴らしい!
実は以前からこのワイナリーのアイスワインは個人的に自信を持ってお勧めできる逸品。久しぶりに飲んでみたが、高ぶる期待を裏切らない素晴らしい味わい。オキシラー種からできるアイスワインはなかなかお目にかかれないので、その意味でも貴重。また生産量も極めて少ないため、このアイスワインを手に入れることができるのはケロウナ市だけである。免税店などにも一切出まわっていない。さて、味わいだが、まさにブドウを実感できる素晴らしい香りと濃縮された甘さ。このアイスワインを飲んでしまうと、平均点クラスのアイスワインではもう満足できない。とにかく濃縮感が素晴らしい。ボトルは地味だが、ワイナリーの雰囲気、オーナーの雰囲気がそのままボトルに反映されているような気がした。
年間生産数 約4000本
試飲日:2001年2月5日 自己採点95点



VOL-0024
Hester Creek Estate Winery ICE WINE PinotBlanc 1996
別の意味で貴重なアイスワイン
味はあっさりとして香りもまあまあ。ピノブラン種としては全体的にクセのない程良い仕上がりになっている。このアイスワインはあるルートから仕入れた96年産。市場にはもはや96年産など存在しない意味からも、開封せずに記念に残したかったが、思い切って開けた。それは、裏ラベル記載事項による「収穫日」に目`を奪われたため。通常カナダ産アイスワインの場合、の年の寒暖の影響を受けながら、概ね、12月中旬から1月中旬の間の「ある1日」に収穫されるが、このワイナリーの96年産は、なんと「1996年11月20日夜10時から収穫」と記載されている。よっぽどこの年は冬の訪れが早かったのだろうが、それにしても11月20日収穫されたアイスワインは初めての体験。加糖度47%の割には甘さに粘りがなく、スムーズな口当たりに拍子抜けしたというのが正直な感想。
年間生産数 不明
試飲日:2001年2月4日 自己採点70



VOL-0023
Paradise Ranch Wine RED Late Harvest Merlot 1999
お土産品には最適でしょう
今年から新たに発売されたパラダイスランチ社の赤のレイトハーベストワイン。このコーナーではアイスワインを取り上げているが、レイトハーベストの赤は非常に珍しいので、あえて掲載してみた。メルロー100%から作られたこのレイトハーベストは、色合いは程良い赤色で香りもまろやかで上品。甘さも充分で嫌みがなく、後味の良さは抜群。レイトハーベストとしての出来映えはかな高いレベルにあると思う。おそらく、今後、このワイナリーは赤アイスワインを作るのだろうが、その前に先行発売で赤のレイトハーベストの販売を開始したのだそうだ。このワインはおそらくカナダの空港内免税店にも多数並ぶと思うので、観光旅行のお土産としてはお勧めできる品であると言える。
年間生産数 不明
試飲日:2001年1月30日 自己採点80



VOL-0022
Tinhorn Creek Vinyards ICE WINE Kerner 1999
珍しいケリナー種のアイスワイン
ケリナーという品種で作られたアイスワインは初めての体験。もともとケリナー種はドイツの優良白品種で、冷涼な気候下でよく育つと言われている。これは99年産だが、ボトル裏面に記載されている事項を読むと、収穫日は年を越し、2000年1月18日となっている。この年はカナダBC州が暖冬だったため、どのワイナリーでもアイスワインの収穫が1月中旬過ぎになるという異常事態だった。このアイスワインも果糖度が39.6%とカナダ産アイスワインにしてはやや低い。甘さは適度であるが酸味が強く残ってしまい、アイスワインとしての縮感や、まろやかで香り高い甘さの実感は今ひとつといった感じ。2000年産のアイスワインの出来を是非ためしてみたい、と思った。
年間生産数 不明
試飲日:2001年1月29日 自己採点65



VOL-0021
Reif Estate Winery ICE WINE Vidal 1998
ナイアガラらしいビダル
ナイアガラ地区のアイスワイン。前回試飲したイニスキリンと良く似ている。程良い苦みと酸味が鼻に抜けるフィーリングは、オンタリオ地区のビダル種特有のように感じた。口当たりも爽やかで平均的な甘さに程良く仕上がっている。しいて言えば濃縮感に欠ける点だろうか。平均点以上に仕上がっているので、初めて飲む人は全く抵抗なくカナダのアイスワインの魅力を体験できると思う。
不明 かなり大量でお土産店に出まわるほど。
試飲日:2001年1月27日 自己採点70

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