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アイスワインの試飲レポート


VOL-0050
Gehringer Bros Estate Winery ICE WINE Riesling 2003
酸味と香りの強さ
グラスに注いだ瞬間から、期待感を持たせてくれます。その透き通った黄金色は、リースリングらしさを現しています。強い酸味を思わせる香りは、まさしくリースリングです。しっかりとリースリングを主張しているアイスワインですが、果糖度が39.5%ですから、濃縮感のある深い甘さには仕上がっていません。かなり上質なレイトハーベストワインに近いと言ってしまっては言い過ぎかもしれませんが、もう少し迫力が欲しいアイスワインです。
試飲日:2004年8月8日 自己採点65



VOL-0049
Gehringer Bros Estate Winery RED ICE WINE Cabernet 2003
優しすぎる仕上がり
カベルネフランを使った赤のアイスワインとして、完成度の高さに定評のあるゲリンガー社の作品です。2000年産のすばらしさに比べると、かなり強いアルコール臭が気に掛かります。赤のアイスワインである以上、アルコール度11.5%、果糖度38.6%という数値は仕方ないかもしれませんが、せっかくの赤の香りがアルコール臭で消えてしまっている点が残念でした。
試飲日:2004年8月8日 自己採点65



VOL-0048
Tinhorn Creek Vinyards ICE WINE Kerner 2003
不思議な後味
ケルナー種を使うアイスワインは、オカナガン地方では、このワイナリーだけになります。香りが弱く、あまり手応えを感じさせないマイナスイメージがありましたが、味わいは後から深く長い余韻となって、しっかりと記憶されてきます。後になればなるほど、その余韻がしっかりと伝わるアイスワインというのは、あまり経験がありません。果糖度47%、アルコール度10%というバランスの良さも見逃せません。
試飲日:2004年8月8日 自己採点80



VOL-0047
Hawthorne Mountain Vineyards ICE WINE Ehrenfelser 2002
力強さに欠けるが・・・
HMVワイナリーでは、1999年産以降からエレンフェルザー種のアイスワインを作るようになりました。特に2000年産のアイスワインが抜群の仕上がりだっただけに、そのイメージと比較すると、やや劣ります。
しかし、香り、甘さ、酸味のバランスは、エレンフェルザー特有の女性的な優しさに包まれていますし、暖冬で悩まされた2002年産でありながら、アルコール度が9.5%であることも見逃せません。
試飲日:2004年8月8日 自己採点65



VOL-0046
Gehringer Bros Estate Winery ICE WINE Ehrenfelser 2003
絶妙のバランス
2003年産は11月に収穫されたため、例年より早すぎたせいもあり、全体的に果糖度が低めの傾向があります。このアイスワインも果糖度が39%ですから、カナダ産アイスワインとしては平均より劣るのですが、試飲をして驚きました。充分な甘さと濃縮感がバランス良く保たれています。エレンフェルザー種のアイスワインの場合、酸味が強くなったり、味が薄ぼやける傾向が多く見られますが、このアイスワインは、エレンフェルザー種を使ったものとしては、かなりレベルの高い仕上がりです。
試飲日:2004年8月8日 自己採点85



VOL-0045
Domaine Combret RED ICE WINE Gamay 2001
これは珍しい逸品
オカナガン地方は、他品種少量生産のアイスワイン地帯ですが、ガメイ種で作られたアイスワインを私は過去に見たことがありません。現在でも、ガメイで作られたアイスワインは、このワイナリーの品だけです。アルコール度14%ですから、さすがにアルコール臭が少し気になりましたが、ガメイを感じさせる芳香は、それだけで満足感を与えてくれます。以前から注目していたアイスワインだったので、このタイミングで試飲が出来たことはラッキーでした。
試飲日:2004年5月10日 自己採点60



VOL-0044
Domaine Combret ICE WINE Chardonnay 2000
力強い仕上がり
シャルドネで作られたアイスワインは、他ワイナリーにも、ちらほらありますが、シャルドネの場合、濃縮感が足らず、香りが弱くなりがちです。このアイスワインは、アルコール度12%ですから、アルコール臭が気になるかな?と思ったのですが、充分な香りに満ちていて驚きました。しっかりとした力強いアイスワインで、久しぶりに男性らしい荒々しさを感じさせてくれたアイスワインでした。
試飲日:2004年5月10日 自己採点70



VOL-0043
Smack Ridge Estate Winery ICE WINE Pinot Blanc 2000
濃縮感に特徴
このワイナリーは、毎年ピノブランでアイスワインを作り出します。ビンテージが変わっても、スマッックリッジらしい濃縮感あふれるフィニッシュはさすがですね。2000年産ですから、本来はもっとアルコール度が低くあってほしかったのですが、アルコール臭を全く感じさせず、嫌な印象をひとつも与えない完成度の高いアイスワインだと言えます。香りはやや弱めなものの、濃縮感と甘さのバランスは絶妙と言えるでしょう。
試飲日:2004年5月9日 自己採点75



VOL-0042
Slamka Cellers ICE WINE Auxerrois 2001
安心感のあるアイスワイン
スラムカが、リトルストローという名称に統一したワインラベルになりました。樹齢30年を越えるオキシラ(オーセロワ)種から作るアイスワインは、毎年のことながら、濃縮間と香りのバランスは完全なるものと言えます。アルコール度10%ですが、97年産のボトル熟成後の味わいを想像するなら、この2001年産もあと2年ほど寝かせておけば、アルコール度を感じさせないほどに、優しくまろやかなアイスワインになることでしょう。暖冬に悩まされた2001年産ですが、独自の畑の地形が安定したアイスワインを生み出しているワイナリーだけに、これも期待できる品です。
試飲日:2004年5月9日 自己採点80



VOL-0041
Missionhill ICE WINE Riesling 2001
2001年産は貴重
2001年産は極度の暖冬だったため、オカナガン地域のワイナリーのほとんどがアイスワインを作ることができませんでした。このミッションヒルワイナリーも例年に比べると非常に少ない量になってしまいました。2001年産は全般的に果糖度が低めです。2001年産はアイスワインになったことだけでも貴重ですから天の恵みに感謝しながら、リースリング特有の鼻に抜ける酸味とバランスの良いフィニッシュを楽しめます。8月末時点でほぼ完売となりました。
試飲日:2003年7月23日 自己採点70

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